機能不全家族で育ったわたし 

機能不全家族の中で育ちました。子供の頃の記憶はぼんやりしていますが、毎日地獄だと感じていました。幼少期の自分の感情から逃げ続けている限り、この苦しさは一生続くのだろうと思い、子供の頃の自分の感情と向き合うためにブログを書くことにしました。

どうして部屋を片付けるのかわからなかった

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つい数年前まで、どうして物を片付けないといけないのか本当にわかりませんでした。

 

本当にひかれると思うけれど、何のために片付けるのかがわからなかったのです。

だってまたどうせ使うのに。

例えば、本を本棚からとる。途中まで読む。しおりを挟んでまた本棚にしまう。という行為が本当に理解が出来ませんでした。

だってまた同じ場所で読むのに。

メイクをする。メイク道具をしまう。という理由がわからないのです。

だってまた明日使うのに。

でも部屋が汚いと恥ずかしいという気持ちは人一倍ありました。

 

今まで付き合ってきた彼はそんな私も全部受け入れてくれて、すごいなあと思う。

勝手に片づけると私が怒るから、結婚や同棲していた人もいたけれど、私のものに関係するものは片付けることがあまり出来なかった。

強迫観念がひどかったから、片付けられると強迫観念が沸き起こって気が狂いそうになりました。

自分が片付けようと思っているときも強迫観念が沸き起こって結局片付けられないということもあります。

彼じゃなく友達が来るときは、もちろん片付けました。それも短時間で。

そういうときは不思議と強迫観念もあまり沸いて来ません。

 

私はADHDなのかな~とも思っていました。ADHDなのかなと思う理由はほかにもいろいろあるけれど、そして実際診断されたこともありましたが、最近は以前よりずっと片付けられるようになりました。

今の私の片付ける理由は部屋が散らかっていると気持ち悪いという感覚があるから。

それに単純に整理整頓されていると物を探す手間が省けてストレスがない。

知らなかった。自分がこんなにストレスを感じていたなんて。

また、これもここ数年で気付いたことですが、ストレスを感じたらじっとその場に固まって息を殺して、動かないでやり過ごすという癖があったと思います。

なので、単純に片付ける意味がわからないというだけで片付けられなかったわけではないと思う。

あとは強迫観念がずっとひどかったので、それから逃げることに精一杯で、それどころじゃなかったというのも大きいと思うけれど・・・。

 

今はまだ片付いているとすごく気持ちいいというようなプラスな感覚はまだあまりないのですが、いつかそういう感覚も感じてみたいなと思います。