機能不全家族で育ったわたし 

機能不全家族の中で育ちました。子供の頃の記憶はぼんやりしていますが、毎日地獄だと感じていました。幼少期の自分の感情から逃げ続けている限り、この苦しさは一生続くのだろうと思い、子供の頃の自分の感情と向き合うためにブログを書くことにしました。

強迫性障害と罪悪感1

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現在の強迫性障害について、幼少期に比べたら全然ましでそこまでは辛くないと思ってきたけれど、今日仕事中に強迫観念を感じて「本当に?」という疑問が沸いてきました。

(自分の感じることに自信が持てません・・・ここ数年、こう思っていたらやっぱりこうだったな~いややっぱり私は本当はこう思ってたんだ!ということがしばしば起こります・・・本当にもどかしいです。)

 

でも確かに幼稚園の頃の私と比べたら辛くないんですよね。

でもそれは逃げるのがずっと上手くなったからだと思います。ぼやかすのが上手くなったからだと思います。(前と違うことを書いていたらごめんなさい・・・でもどれもあるのかなあと、一つではないのかなと思っています。)

ダイレクトに強迫観念を感じていなくて、もやみたいなのが私の内側にも外側にもかかっていて、それがクッションになってやんわり感じるようになったと思う・・・。

幼稚園や小学校低学年の時は、強迫観念をダイレクトに感じていて、自分しか何とかできないと思って、強迫行為を行わなくてはいけなかった。

 

幼少期に多かったのは、おかしいのですが、下記の様な強迫観念でした。

 

自分が誰かを見ているときに、息を吐いてしまうと、その人は病気になったり死んでしまう。

それが現実に起こらないために私がしなければいけなかったことは、息を吸って悪いものを私が自分の中に取り込むこと。

でもそうすると私が病気になったり死んだりしてしまうから誰もいない場所を見て息を吐いて自分からも悪いものを吐き出すこと。

 

視界に誰かが入っているだけでも見ていることになり、目を閉じて息を吐くと自分に悪いものが入ってくる。

 

毎日毎日大変でおかしくなりそうでした。ううん、おかしくなっていたと思う。

人に悪いものが入ってしまうよりはと視界に誰かが入ってしまう時は、自分が写る窓を見たりして、息を吐きました。自分の中がどろどろの黒いものがたまっていく感覚がしていました。

 

妊婦さんのお腹を見てしまい、息を吸っても吸っても悪いものが取れきれない感覚の時はずっと目で追って息を吸い続けた。

でも取り切れなくて。でも知らない人だから、ちゃんと生きているか確かめられなくて、罪悪感で胸が苦しくてどうにかなってしまいそうでした。

 

私は小学校中学年ころには、上手く呼吸が出来なくなり(今もそうだけれど、すごく呼吸が浅いです。)私があまりにも苦しい(気持ち悪いだったかな)と訴えるので両親が病院に連れて行ってくれ、過換気症候群と診断されました。書いていることで、気付いたのですが、この呼吸が上手く出来ないのは、これが原因だったのかもしれません。

 

でも診断されたからって何も変わらなかったけれど・・・

私の中では過換気症候群などではないのに、病気と診断されてまるで自分が仮病を使っているように思ってしまってそこにも罪悪感を感じました。

 

いつも私には罪悪感が付きまといました。

もしかしたら、1番初めに感じた罪悪感から、自分が罪悪感を常に感じることが自然になってしまったのかもしれません。うまく言えないけれど・・・。

 

長くなってしまったので、続きはまた書こうと思います。

 

強迫性障害と罪悪感2 - 機能不全家族で育ったわたし