強迫観念とマインドフルネス
強迫観念がひどくなると、離人感もひどくなる。
足元がふわふわして、地に足がついていない感じになる。
足をつけよう、自分の体をきちんと感じようとするけれど、その状態のときはどうしても出来ない。意思とかではないのかもしれない。
ストレスが強くなると体から心が勝手に離れてしまう。
今まで、自分が普通になれるようにいろいろやったけれど、「森田療法」や「マインドフルネス」は避けてしまっていた。
何もない状態、今ここを感じなければいけないことは、頭の中にいろいろな強迫観念や、自分を苦しめる思考が入ってきて、とても苦痛だから逃げてしまってきたと思う。
でもどうにかしないと、逃げ続けてもずっとかわらないと思い、マインドフルネスをやることにした。
自分ひとりでとても出来る自信がなくて、教えてくれるところがいい。かと言って、すごくパワーのある方々の中に入っていく自信がない。
調べていると、1つ、鬱などの方を対象としているところを見付けた。
早速予約をして、説明を聞きに行く。
説明後その日に受講できることになった。
私の他に4名ほどいたと思う。
第1回目に教えていただいたやり方は簡単(実際には私にとってやるまでが、たいへんなのだけれど・・)
「今息を吸っている、今息を吐いている」と呼吸に意識を向けるだけ。
瞑想などはこれまでもやってきた(続かないけれど)けれど、それと違うのは、呼吸に意識を向けるのであって、呼吸に集中するわけではないということかと思う。
でもどうしても集中してしまう。いけないことなのだろうか。次回聞いてみよう。
私はあまり人を信じられないけれど、マインドフルネスを教えて下さる方は、他の受講生の方が不安を訴えたときの対応の仕方を見て、とても信頼出来ると感じた。
これを続ければ、良くなるってわかっている。
でも強迫観念がなくなってしまうことはもしかしたら、私にとって不安なのかもしれない。だって恐怖や不安から、強迫観念が生まれたと思うから。
だってもしかしたら幸せになってしまうかもしれないから。
でも幸せに生きる道を選んでいきたいとも思う。