機能不全家族で育ったわたし 

機能不全家族の中で育ちました。子供の頃の記憶はぼんやりしていますが、毎日地獄だと感じていました。幼少期の自分の感情から逃げ続けている限り、この苦しさは一生続くのだろうと思い、子供の頃の自分の感情と向き合うためにブログを書くことにしました。

精神科閉鎖病棟へ入院した時のこと2

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閉鎖病棟へ入院をして何日か経って(もううろ覚えですがおそらく1、2日位??)拘束が解かれ、外(といっても閉鎖病棟の中ですが)に出られるようになりました。

喫煙所があったので、当時ヘビースモーカーだった私は早速たばこを吸いに行きました。

すると「1本ちょうだい」と他の患者さんに声をかけられました。

私は快く笑顔で1本渡しました・・・すると、次から次へと患者さんが「1本ちょうだい」と集まってきたのです!!

私は本当におどろいてただ言われるがまま伸びてくる手に次々とたばこを渡し、

1箱あっという間になくなりました。

 

お菓子やたばこなどは、送ってもらっていたので、特に困りませんでしたが、

同室の60代くらいの女性には、夜中に起こされて「○○ちょうだい!」と言われることもありました。

 

その方はとても普通に見えましたが、10年とか(これもうろ覚え)長く入院しているようでした。

ある時「どうして退院しないの?」と聞いてみました。

答えは「私ずっと子供でいたいの」でした・・・。

 

今なら、そっかーと受け入れられますが、当時20代前半で、早く退院したかった私は「???」でした。

 

その病院は長く入院している方が多くて、いろいろな意味で驚きの連続でした。

現在のこと 強迫性障害

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幼少期からはじまった強迫性障害ですが、今もまだ残っています。

 

でも幼少期よりはずっとましだと思います。

 

子供の私は「地獄」や「幽霊」のようなこともとっても怖くて、強迫観念の対象になりましたが、大人の今はそれらは対象ではなくなったからというのが大きいかなと思っています。

あと、経験上不安がほんとうにならなかったことが実感として知っているからでしょうか。確かめられないことも中にはありますが・・・。

 

今は仕事のミスとか、仕事に関することが多いように思います。

 

でもやはり、なければいいなと思うし辛いと思います。

 

ただ、強迫観念のない経験がないので、ないという状態はどんな状態なのかなと思います。きっと思考がもっとクリアになって、一つのことに集中できるのかなと思います。

そんな風になれたら、素晴らしいな~と思います。

 

子供のころからずっと自分をどうにかしなくてはいけないと思ってきました。本を読んだり、セミナーなどにもいろいろ出かけましたが、どうにもしない今の自分と向き合うことが先だったなと思います。かなり遠回りしましたが、必要な時間だったのだと思います。これからはこれまでと逆のことをしていけるといいな。

 

私の強迫性障害を治すには自分の恐怖と不安に向き合うことだと思っています。

自分の恐怖と不安をそのまま「見て感じる」ことだと思います。

幼いころは特にそれがとても出来なくて逃げてしまっていたけれど、もう逃げずにいられるようになりたい。

精神科閉鎖病棟へ入院したときのこと

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20代のとき、精神科の閉鎖病棟へ入院しました。

 

運ばれた先の病院は大きな病院で精神科専門の病院のようでした。

 

嫌な思い出でなかったことにしてきたけれど、とても恥ずかしい経験をしました。

 

目が覚めると拘束されていて、拘束されている隣の部屋がナースセンターのようで看護師さんがたくさんいました。

 

トイレに行きたくて、ナースコールを押しましたが、なかなか来てもらえず、来てもトイレには行かせてもらえず、拘束を半分解かれ、たらいのようなものにするように言われました。

ナースセンターと私がいた部屋の間には大きな窓があり、そこにはカーテンがあるのですが、カーテンは閉めてもらえず(こちらからは閉められない)、窓の横のあたりに私が拘束されているベッドがあり、その上で、何回もたらいようなものに用を足しました。

窓からはたくさんの看護師さんたちが見えましたが、暴れたりしていないのですが、拘束のすべては解いてもらえなかった。

せめて拘束を解いてもらえてベッドに隠れて用を足すということが出来ればよかったのですが・・・。

ナースセンターにたくさん看護師さんいたのだけどな・・・。

きっと忙しかったのでしょうね。

 

まだ20代前半だった私にはとても恥ずかしい体験でした・・・。

というか20代じゃなくても恥ずかしいですが・・・。

 

自傷行為をして病院へ運ばれてしまったので、このようにされたのかとは思いますが・・・

ふと思い出すと何とも言えず惨めな気持ちになります。