機能不全家族で育ったわたし 

機能不全家族の中で育ちました。子供の頃の記憶はぼんやりしていますが、毎日地獄だと感じていました。幼少期の自分の感情から逃げ続けている限り、この苦しさは一生続くのだろうと思い、子供の頃の自分の感情と向き合うためにブログを書くことにしました。

精神科閉鎖病棟へ入院した時のこと3

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入院されている方たちは今思うと統合失調症の方が多かったのだと思う。

昨日まで、普通に会話出来ていた同室の20代位の女性が、次の日は白目を向きながら、私の私物を持って行ってしまう。何を言っても言葉が通じない。白目を向きながら向かってくる。

 

統合失調症の知識がほぼなかった当時の私は、恐怖を感じて、看護師に助けを求めるのだけれど、「自分で気を付けて」としか言われない。

前日は普通だったのにどうして?薬のせいなのだろうか・・・と思っていた。

今思い出しても、あんなに急に病状がかわるものなのだろうか・・・。

 

また、談話室のようなところがあり、そこに入るとリーダーの様な女性がいて、床を転がりだし、「みんなもやれ!」と命令する。

そうするとみんなも転がりだす。

「お前もやれ!」というようなことを私も言われたけれど、びっくりし過ぎて、何も言えなかった。

最低でもここに一か月いなくてはいけないと言われていた私は、何というところに来てしまったのだろうと思う。

 

食事をとる部屋では、各々雑談をしている。

1人の20代位の女性が私の横を通り過ぎたときに、少しだけ服があたったようで、「迷惑かけてごめんなさい」とすごくあやまられたので、「全然迷惑かかっていないし、全然大丈夫だよ」と返すととても安心したようで少し話をした。

 

その方は、昔あったこととして、何人もの人に追いかけられ、殺されそうになったけれど、何とか逃げられたという話をその時の心情を交えながら話してくれた。

私はなんてひどい目にあったんだと思い、「大変だったね」と話していると急に、黒目が上に向き、「ちょっとごめんね、今目が上にあがっちゃったから」と行ってしまう。 

後から、薬の副作用と何かで読んだ。