機能不全家族で育ったわたし 

機能不全家族の中で育ちました。子供の頃の記憶はぼんやりしていますが、毎日地獄だと感じていました。幼少期の自分の感情から逃げ続けている限り、この苦しさは一生続くのだろうと思い、子供の頃の自分の感情と向き合うためにブログを書くことにしました。

子供の頃のこと わたしの1番最初の記憶・・・

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私の1番最初の記憶・・・

何歳かわからないけれど、まだ幼稚園は行っていなかったと思うから、3歳頃だろうか・・・

 

私はダイニングで、パンダさんのイスに座ってフォークかスプーンを持ちながら眠くてコックリコックリしてしまっていました。

テーブルの上には皆が食べ終わった後の食器が並んでいました。

みんなとっくに食べ終えて違う部屋に行ってしまったのでしょうか。

台所には母が洗い物をしていて、時折振り返り、鬼の様な形相でこちらに向かって来て頭をバシバシ叩き怒鳴り散らしまた戻っていくそれが何度も繰り返されます。

何を怒鳴っていたのかは覚えていないけれど、おそらく「あんたのせいで片付かないんだから早く食べなさい」のようなことと思います。

 

私はただただ眠くて叩かれてもまたコックリコックリしてしまう。

眠気に勝てない・・・。

 

この時の私は、眠くて眠くて仕方がなかったことだけそれしか覚えていません。

何を考えていたとか何を感じていたとかは覚えていません。

ただいつもの日常だったのだと思います。

 

愛情に恵まれたご家庭で育った子供はこういったときお母さんのことを怖いと思うのでしょうか・・・。

私は母が怖いと感じたことがないように思います。

1番初めに怒鳴られたり、手をあげられたりしたときは怖いと感じたのだろうか・・・。

 

それとも本当は怖いと感じているのに私にはわからなかっただけなのだろうか・・・

 

「眠いから今日はもうごちそうさまして眠ってもいい?おかあさん。」て言えたら良かった。

火に油を注ぐだけだったかもしれないけれどそれでも言えたらよかった・・・。